Q-ANPI機能拡張実証事業(準天頂衛星システム)

Q-ANPI機能拡張実証
(準天頂衛星システム)

ウェブアクセシビリティ方針

2021年3月26日

「ウェブアクセシビリティ」とは、「高齢者や障害者など心身の機能に制約のある人でも、年齢的・身体的条件に関わらず、ウェブで提供されている情報にアクセスし利用できること」を意味します。

Q-ANPI機能拡張実証事業(準天頂衛星システム)サイトは、高齢者や障害者など、心身の機能に制約のある人も含め、多くの利用者が場所や機器など利用環境を問わず利用できるように、ウェブアクセシビリティに最大限配慮したウェブサイトを目指し、ウェブコンテンツのアクセシビリティ等の規格であるJIS X 8341-3:2016『高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス-第3部:ウェブコンテンツ』の等級「AA」に一部準拠することを目標とします。

対象範囲

Q-ANPI機能拡張実証事業(準天頂衛星システム)サイト
https://q-anpi-demo.qzss.go.jp/)ドメイン以下にある全てのページ

例外事項

以下は修正対応が困難であるため、目標の対象外とします。

  1. 修正用データがない(修正できない)コンテンツまたはウェブページ、画像、及び動画等
  2. アクセシビリティ方針策定前に作成されたコンテンツまたはウェブページ、画像、及び動画等
  3. 外部から提供されたサービス及び付随するコンテンツまたはウェブページ、画像、及び動画等
  4. 外部から提供された会議等資料及び付随するコンテンツまたはウェブページ、画像、及び動画等
  5. PDFファイル、表計算ソフトウェアで作成したデータファイル(例:Microsoft Excel)及び文書作成ソフトで作成したデータファイル(例:Microsoft Word)等をホームページで公開する際の達成目標は以下の通りとします。
    [PDFデータに関する達成目標]
    1. アクセシビリティ方針制定後に作成するPDFデータ
      →HTMLページがないPDFファイルは、JIS X 8341-3:2016の趣旨を十分に踏まえるように努める。
    2. アクセシビリティ方針制定前に作成したPDFデータ
      →例外事項とする。
    3. 外部機関より受領したPDFデータ
      →例外事項とする。
    [表計算ソフトウェアまたは文書作成ソフトで作成したデータファイルに関する達成目標]
    1. 例外事項とする。
  6. その他、運用において修正が困難であるもの
    [下記4点は達成基準の修正が困難ため、例外事項とする}
    1. 1.1.1 非テキストコンテンツの達成基準
      キーボードによる時刻指定可能対応が、使用しているライブラリ自体に機能がない可能性があり、その場合、ライブラリに手を入れるか自作するしかないため。
    2. 1.2.2 キャプション(収録済み)の達成基準
      動画中の音声に同期した字幕を設定をするのは改修が難しいと判断したため。
    3. 1.4.4 テキストのサイズ変更の達成基準
      スマホ対応等、ピクセル指定で位置の承認をとっており、200%化させてレイアウト破綻があった場合、調整時間が必要となるため。
    4. 2.1.2 キーボードトラップなしの達成基準
      キーボードによる時刻指定可能対応が、使用しているライブラリ自体に機能がない可能性があり、その場合、ライブラリに手を入れるか自作するしかないため。
目標を達成する期限及び等級
達成期限:2022年3月31日
達成等級:等級「AA」に一部準拠

※等級「AA」に一部準拠とは
JISには「A」「AA」「AAA」の3つの等級があります。等級Aの達成基準をすべて満たした上で、等級「AA」の達成基準の一部を満たせない場合に「等級AAに一部準拠」と言います。この表記方法は、情報通信アクセス協議会ウェブアクセシビリティ基盤委員会「ウェブコンテンツの JIS X 8341-3:2016 対応度表記ガイドライン– 2016年3月版」で定められた表記によるものです。

http://waic.jp/docs/jis2016/compliance-guidelines/201603/

アクセシビリティの適合状況確認方法

試験対象ページ選択方法:ランダムに選択(計10ページ)
選定された試験対象ページはウェブページ単位で試験を実施します。                         
※試験ツールは下記を使用。
 ・総務省「みんなのアクセシビリティ評価ツール(miChecker)」最新版
 ・W3C Markup Validation Service
 ・Colour Contrast Analyser
 ・ NVDA スクリーンリーダー

目標達成に向けたスケジュール

2021年3月:ウェブアクセシビリティ方針の策定・等級AAに一部準拠
2022年3月末:等級AA準拠を目標に継続的な修正                                                         

アクセシビリティ対応の実施方法
アクセシビリティ対応として、毎年度、定期的にJISに基づく試験を実施し、当該試験結果を基にした修正及びガイドラインに則した運用を行い、目標の達成を目指します。
現時点で把握している問題点とその対応方針

2021年3月に実施したサイト調査の結果、 Q-ANPI機能拡張実証事業(準天頂衛星システム)サイトで、主に以下の問題があることを確認しています。アクセシビリティ方針策定後に作成するページについては、JISに基づいた対応を行うと共に、すでに公開されているページについても順次修正に取り組みます。
また、今後も継続して定期的な検証、職員研修の実施等の取り組みを行い、 Q-ANPI機能拡張実証事業(準天頂衛星システム)サイトのウェブアクセシビリティの維持・向上に努めます。

  • 入力欄掲載ページにおいて、label要素及びtitle属性が関連つけられていない。 (等級A:1.1.1)
  • 動画リンク掲載ページにおいて、動画中の音声に同期したテキスト・トランススクリプト(字幕)が提供されていない。 (等級A:1.2.2)
  • 入力欄掲載ページにおいて、テキストのサイズ変更ができない。 (等級A:1.4.4)
  • 日時指定欄掲載ページにおいて、カレンダー内での時刻指定ができない。 (等級A:2.1.2)
検証結果

2021年3月にウェブサイトを新規構築した際に、 JIS X 8341-3:2016に基づく検証を行いました。
ウェブアクセシビリティ検証結果を参照

更新履歴

2021年3月26日、 Q-ANPI機能拡張実証事業(準天頂衛星システム)サイト:アクセシビリティ方針を公開
JIS X 8341-3:2016に基づく検証結果を公開(主要な10ページ)

お問い合わせ先

Q-ANPI実証・調査事務局(※)

メール送付先:support(at) qanpi-demo.jp.nec.com
        (メールを送信する際に(at)を@に置き換えてください。)

※:内閣府から委託を受けたNECが担当します。予めご了承ください。

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