Q-ANPIとは準天頂衛星システムのサービスの一つである衛星安否確認サービスの略称です。
避難所の情報を収集し、発災時に防災機関に情報を提供することで、救難・救援活動に繋げます。
既存サービスの概要は、こちら 。
Q-ANPIの機能を拡張して、避難所とその周辺の詳細な情報を収集します。
専用のスマートフォンアプリを使い、アドホック通信(※)を利用して、
避難所外のスマートフォンに登録された情報を集めます。
集めた情報は、避難所に到着した時に、管理PCへ転送され、
避難所外の被災者の情報を確認することができます。
行政担当者が、避難所外のインフラ等の被災状況を専用のスマートフォンアプリに
テキスト形式で登録します。登録時にスマートフォンの位置情報も保存されます。
避難所に戻った時に、登録された情報は、避難所の管理PCに転送されます。
管理PCに収集されたインフラの被災情報は、「みちびき」経由でQ-ANPIシステムに
転送され、地図上に被災状況が報告されます。
専用のスマートフォンアプリを介して、避難所からのテキスト通知情報を拡散します。
避難所の避難者数などの情報をSIP4D(基盤的防災情報流通ネットワーク)へ提供しています。
施設・避難所等ラピッドアセスメントシートの内容を管理PCへ入力可能です。
入力された情報は、「みちびき」経由でQ-ANPIシステムへで送信でき、
Webページで内容を確認することができます。
管理PCに登録された個人安否情報をCSV形式で出力できます。
出力されたCSVは、消防庁安否情報システムに取り込むことが可能です。
前半でQ-ANPI(衛星安否確認サービス)の概要を、後半ではQ-ANPIの機能を拡張して収集する3つの情報(1. 自治体職員が集める被災状況の情報、2. スマホdeリレーで集める避難所外の個人安否情報、3. スマホdeリレーで拡散するお知らせ情報)について、イラスト映像で紹介します。
岡山県矢掛町で行われた避難訓練の様子を紹介します
串本古座高校で実施されたQ-ANPIを活用した防災出前授業の様子を紹介します
向陽高校で実施されたQ-ANPIを活用した防災出前授業の様子を紹介します
利便性向上のため端末間のメッセージ通信機能を追加しました。
この機能の追加により、Q-ANPIのWebページにアクセスすることなく
避難所間または災対本部と直接メッセージのやり取りが可能です。
また、文字数も1回の通信あたり22文字から40文字(端末間の通信に限る)に拡張しました。
実証参加機関で本機能の利用をご希望の方は、ページ下の「問い合わせ」までご連絡ください。